詐欺SMS対処法|【ソフトバンクからのお知らせ】ご利用金額が設定した金額を超えました
<<注意喚起>>
ソフトバンクなどの携帯キャリア名の他にも大手ネットショッピングサイト、クレジットカード会社、宅配サービス業者、金融機関などよく知られている著名の企業を装うフィッシングメールが横行しています。
メール内URLを押してフィッシングサイトに情報を入力して送信してしまうと重要な情報が盗まれるだけでなく、悪用され金銭被害に遭ってしまう恐れもあります。
また、不正プログラム、スパイウェアを端末にインストールされて、端末を乗っ取られ勝手に自分の携帯電話番号からフィッシングメールなどの詐欺メールをばらまかれる被害も出ています。
本物の企業のロゴを使っていたり、URLやドメインを偽装していることもあり見分けがつきにくくなっているので十分に注意して下さい。
特にメール本文に“口座凍結”の他にも“至急” “本日中に” “24時間以内” “今すぐ~しないと”などの緊急性があるような内容のメールにはご注意ください。
目次
ソフトバンクを装うSMSは無視しましょう!フィッシング詐欺の対策とURLを開いてしまった場合の対処法
「【ソフトバンクからのお知らせ】ご利用金額が設定した金額を超えました。早急にご確認ください。」
※個人情報などの入力を求めるSMSやメールはフィッシング詐欺の可能性が高いので必ず確認するよう心がけましょう。
1 ソフトバンクでも注意喚起しています(ソフトバンクを装うフィッシング目的の不審な電子メールに関するご注意)
1 警視庁サイバーセキュリティ対策本部Twitterでも注意喚起しています。
【JC3】犯罪被害につながるメールが拡散中。件名は「お客様のAmazon IDはロックされました」本文中のリンク先に表示されるサイトは、ログインIDやパスワード、クレジットカード情報などを詐取する偽サイトです。リンクをクリックしないようご注意ください。https://t.co/CI6z9bbyA2#フィッシング
— 警視庁サイバーセキュリティ対策本部 (@MPD_cybersec) July 8, 2020
フィッシング詐欺の手口[例]
これはフィッシング詐欺の一種でSMSに送られてくる「スミッシング詐欺」と呼ばれています。
この種類の詐欺はショートメール内に貼られたURLからページを開くと本物そっくりに作られたフィッシングサイトに誘導され、個人情報やID、パスワード、クレジットカード情報などの入力と送信をするように促し、送信された情報を盗み取り悪用する手口です。
【情報を入力させるフィッシングサイト画像】
近年の詐欺の手口はインターネットの急激な普及増加に伴い多様化しており種類も増えています。
さらに、誘導先のフィッシングサイトが本物のWebサイトと区別がつかないほど精巧にできているなど巧妙化もしています。
最悪の場合、金融機関などから勝手にお金が引き出されたり、クレジットカードを不正に利用される恐れがあります。
※クレジットカード会社は不正利用分を補償(調査・条件有り)するとしていますが、利用日から61日を超えたものについては補償の対象外となるので、毎月の利用明細書は確認しておくようにしましょう。
フィッシングメールの見分け方
1 見分け方についてはSOFTBANKでも注意喚起しています。
(以下、SOFTBANK[ソフトバンクを装う電子メールに関するご注意]より引用)
不審なメールの特徴
・差出人の表示名が「ソフトバンク株式会社」などとなっている。今後も、ソフトバンクを何かしら想起させるような表示名で送ってくることも予想される。
・実際の差出人メールアドレスは「info@info-security●●.com」「admin_●●@●●.security-service●●.info」というようなソフトバンクからではない別のメールアドレスとなっている。
・件名は「【重要】ソフトバンク株式会社からの緊急のご連絡」として、本文中にあるURLのクリックを誘導している。
・本文中に記載のURLには「http://www.softbank-●●●●s.com/」「http://www.mysoftbank-●●●●.com/」「http://softbank-●●●●s.com/」といったソフトバンク公式のURLと誤認させるものや「https://www.softbank.jp/」と書かれているケースもあり、html形式で別のURLへ誘導する手口も確認されている。
参考サイト:NTTドコモホームぺージリンク集
1 本物のdocomoからの連絡か確認する方法「本物のドコモからの連絡か確認する」
1 宅配業者を装った迷惑SMSにご注意ください「被害を未然に防止するために」
1 フィッシングサイトを開いてしまった場合はセキュリティソフトでウイルス感染していないか確認しましょう。
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1 フィッシング詐欺に関する手口や種類など被害に遭わないための情報をまとめた徹底対策術
不安な方やフィッシング詐欺について詳しく知りたい方は記事をご覧ください。
フィッシング詐欺の徹底対策術
フィッシング詐欺被害に遭わないための手口や種類、見分け方と対策方法を図表や実例を含め解説しています。実際に被害に遭ってしまった場合の対処法や緊急連絡先・問い合わせ先など幅広くまとめました。
ソフトバンクを装うSMS内のURLを開いて情報を送信してしまったら
もしも重要な情報を送信してしまった場合は慌てずに、各サービス企業へ連絡をして、伝えてしまった情報(パスワードやID)などの変更手続きなどをしましょう。
ソフトバンク登録情報を送信してしまった場合
My SoftBankより意図しない登録情報の変更がないか確認
「My SoftBankをみる」
パスワード変更方法
「My SoftBankのパスワード変更方法」
金融機関情報を送信してしまった場合
該当の金融機関を確認して連絡しましょう。
問い合わせ先がわからない方は下記リンクより検索して連絡しましょう。
「一般社団法人 全国銀行協会」
届出と通報・相談
金銭的なトラブルや被害がある場合
「消費者ホットライン」(独立行政法人国民生活センター)
お住いの都道府県を確認して連絡しましょう。
「警視庁サイバー犯罪対策プロジェクト「フィッシング110」」
クレジットカード情報を送信してしまった場合
該当のカード発行会社を確認して停止の連絡をしましょう。
紛失・盗難時「電話番号一覧」
緊急で連絡先がわからない方は電話番号一覧からお探しください。
各クレジットカード会社「紛失・盗難」Webサイトを記載しております。
カード発行元・曜日・時間帯を確認の上でお問い合わせ下さい。
おわりに
今日もまた、詐欺被害に遭ってしまった人がいます。
また今日も、詐欺被害に遭い、詐欺対策を万全に期す人がいます。
今日もまた、詐欺の新たな手口が次々と編み出されています。
また今日も、詐欺の新たな手口の被害者がいます。
イタチごっこの様ですが、このサイクルを少しでも断ち切れるためにやるべきことは、誰しもが「詐欺被害者になりうる」という意識を今より少し持つことにあると思っています。
警視庁調べでは詐欺被害者の9割が「自分は大丈夫と思っていた」との調査結果もあります。
長くなりましたが、最後に詐欺被害に遭わない為の最も初歩的な事でありながら、最も効果的な心得を紹介します。
詐欺被害に遭わないための2つの心得
- 情報
今どのような詐欺の種類と手口があるのかを知り、頭の片隅に入れておく
詐欺に遭遇した時に「ちょっと待てよ」と立ち止まることが出来れば被害に遭う可能性は大きく下がります。 - 知識
正しい対処法を知り、被害を未然に防ぐ
詐欺の被害に遭ってしまった際に最も重要なのは「時間」です。
時間が経過すればするほど、解決の道や手がかりは失われていき、取返しのつかない状況になっていきます。
被害に遭った時に、慌てずに正しい“対処”“対応”をすぐにできるようにしておくことが大切です。
情報、知識は財産であり、財産を守ります。
警視庁発表で近年の平均詐欺被害総額は年/約340億円に上ります。
これは年/365日で単純にわり算すると、一日で約9千万円を詐欺へ支払っていることになるので驚きです。
皆様も詐欺の被害に遭わない様、気を付けましょう。
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